会計士女子の来し方行く末

東京で働く会計士♀です。野心となげやりのあいだ。

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友人の結婚式 所感

先日、横浜で高校友人の結婚式に参加してきました。
その時の高校の友人同士の話が個人的に面白かったので、カキカキします。

 


10人弱の高校友人でテーブル一つを囲んでワイワイ話してきました。中には約10年ぶりに会った友人もおり、懐かしい再会でした。私は中高一貫の女子校に行っていたので、友人はみんな女性なのですが、その中の既婚:独身比率は4:6くらい。

なんかねー、(やっぱり子供がいる子は幸せそうだったけど、)結婚してもしなくても、いろいろあるんだなーって思いました。

 

■独身友人のはなし

・いわゆる「アラサー」になると、みんな結婚したいって女性は思うんだなって。自分だけじゃないんだなーって。

・親の介護がリアルな問題
それから、このくらいの歳になると、人によってはリアルに「親の介護」問題が生じてきて、なんだかテレビドラマみたいでした…。友人Aは、親御さんが老後を出身地である東北の田舎で過ごしたいと言って移住してしまい、彼女にも面倒を見るのにそちらの土地に来てくれとお願いしているのだそう。友人Aは東京で専門職として働いているものの、その職を捨てて移住することも視野に入れてるって言っていました。さらにはその東北の県出身の男性と結婚できないか探しているそう。「仕事も辞めたくはないけど、老人ホームに入れてそれでおしまいじゃないからねー。。」って。

私も、自分の親は幸いにしてまだ元気だけれど、いずれは避けられない話なんだろうなって、未だ現実感の伴わない感覚でボンヤリ感じてはいます。

・金銭的にはやっぱり「実家最強」説
実家から職場に通っている友人、やはりお金はたまるとのこと。。うらやましい!

・働き続けていると職場ではもはや中堅!
10年近く社会人やっていると、やっぱりみんな自分の仕事に自信がついてくるっていうか。それなりにバリバリやっているみたい。だんだん怖いものが無くなってくるかんじよね!笑
東京の働く女性はすごいねと思った((゚m゚;)


■既婚友人のはなし

じゃあ結婚したらそれでオールオッケー!ってわけじゃなくて(あたりまえだけど)。。

・男性はあまり自分のことを話さない?ただの夫婦間のコミュニケーション不足?
男の人ってほんと自分の仕事のこと話さないんだなー。。って再認識した話が、最近職場結婚した友人Bが、職場の人から、「ご主人、カメラの練習してますよね~?」みたいな話題を振られて、「え!???そうなんですか??」と、人づてにダンナの始めた趣味を聞いたってエピソード。全然知らなかったらしい。。

 

その話をしたら、既婚友人からそういう話が出るわ出るわ。。笑


友人Cは、ご主人の職場の人に「以前は大変お世話になりまして…」って挨拶したら、「え、いまもご主人と毎日一緒に仕事してますけど」って言われたとかね。

私自身は、これまで付き合ってきた人とは大体、一緒にいる間仕事の話ばっかりしていたので、世間はそういうものなんだなってちょっと驚いた部分はあるのですが、やっぱ男性は家では仕事の話しないってのが多数派なのかな。

・家事や育児は奥さんメイン
あと、定番だけど、やっぱり大体どの家庭もご主人は家事や育児をあまりやらないって言ってた笑
そのせいか、ご主人が家にいて「パパに遊んでもらって」って言っても、結局子供はママのところに来ちゃうと。
「役立たないし食事の手間も増えるし、家にいないで欲しい!」と豪語する友人も(´・ω・`:)エェッ…
家事やっても子供の面倒見させても中途半端だったり、「女が家事やって当然だろ?」っていうのがあからさまに出ていたり。。らしい。

 


なんか、どれもよく聞く話で、まったく珍しいものではないのですが、自分の友人から聞くと、生々しくて、「あ、、やっぱそうなんだ…」と暗澹たる気持ちになります。。あんなに幸せそうに結婚式挙げてたのになぁ。

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■実際はどうなんだろう?「幸せってなんだろうね…」問題

でも、夫婦間のことは、外に出たときには愚痴を言うけど、実際にはそれなりにみんな幸せなのかな?やっぱ子供がいる友人はそれなりに幸せそうだった!

かといって、独身の友人が不幸そうなわけでもなく、とんでもない僻地に旅行したりアイドルの追っかけやったり、それはそれで楽しそうに聞こえたよ。

ま、それでもやっぱりわたし個人としては結婚は人生で一度はしてみたいなー。一度でも結婚したら「結婚はしたほうがいいのかなぁ」って悩まなくなるもんね。

 

あと、すごく心に残ったのが、

 

「自分にとって何が一番大事なのか、考えなきゃいけないよね」

 

という婚活・仕事と親の介護の間で揺れる友人Aがポソッとつぶやいた言葉。

そう、わたしも最近はすごくそのこと考えていたから、とても身に染みた。

 

何かを一番とするのなら、二番目以下は諦めなきゃならない可能性があるんだよね。たとえそれが、自分が人生をかけて手に入れた、自身の存在証明とも言える「勲章」だったとしても。それが何かは人によって違うと思うけれど。

 


いくつになっても、どんな状況・立場になっても、生きている限りそれなりに考えることは出てくるんだなーってのが改めて感じられた結婚式でした。というか、それが生きてるってことなのかな。。

あ、それから、現実は男女共同参画はまだまだ難しいと感じました。。

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