会計士女子の来し方行く末

東京で働く会計士♀です。野心となげやりのあいだ。

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人のふり見て我がふり直せ

先々週、先週と、一週間単位での現場で仕事をしてきました。一週間単位とは言っても会社に往査するのが一週間(5日)なだけで、実際にはその前後で前倒しや残務を遠隔で処理します。この二週間の現場では、

 
「一週間一緒に仕事すると、結構その人のことがわかるなぁ」
 
と改めて感じました。

 

ころころメンバー構成は変わるにしろ、よく顔を合わせる仲間達。でもやはり期末の、特にタイトなスケジュールで組まれる監査の際にはそれなりの緊張感や高いコミットメントが求められます。
そんな中で観察していると、人によって結構仕事のスタイルというかスタンス、能力、貢献度が違うのですよね。そこは会計士といえど、他業種のサラリーマンと一緒。
 
 
 
・いつまでも調書が仕上がらない完璧主義者、
 
・隣にタスクたくさん振られていて苦しんでいる人がいるのに調書が仕上がっていても個人的なe−ラーニングを受け始めるヤツ、もしくは仕上がってるのに、「終わった?」て聞かれて初めて「今終わりました!」なスキームで次の仕事振られないようにバッファー持たせるエグいヤツ、
 
・俺余裕!とか言って先輩がいないのをいいことに重役出勤しておきながら、最後の段になって未了調書に気付く先輩、
 
・後輩に彼らの全く担当外の残務を押し付けてテヘペロする先輩、
 
・自分も仕事たくさん抱えているのに残務を引き取ったり他の人をフォローしたりする漢気を見せちゃう同期、
 
・全く現場に来ない(来られない)主査・主任(←法人によって呼び方ちがうみたいね)、
 
・どんなことも笑いに変えて現場の雰囲気を和ませるマネージャー、etc…
 
 
なんか、じっくりと考えちゃうと、
 
「この人ってこういう人なんだなぁ」
 
て思っちゃうんですよ。つまり、
 
「この人、ほんっと立派だなぁ、こういう風になりたい」
「負けた!!」
「なんていい男!!!!この人なら(自粛」
 
って思うケースもあるけれど、
 
「こいつホントしょーもねーな…」
「ガッカリさせるなよ!」
「自分が上の人間なら採らない」
 
って(暴言失礼!)思わされることも多々あるわけで。
 
そう、なんていうか、仕事ぶりって、如実にその人の人間性が滲み出てきてしまうんですよね。いざという時頼りになるかならないか、仕事にしっかりコミットしているか。見ている人は見ているわけです。
「職場」が結婚相手を見つける場所として上位に上がってくるのも頷けます。
まぁ一日の大半を職場で過ごすのですから、当然と言えば当然かもしれません。
 
 
…そこで、ハッと気が付いたのが、
 
じゃあ自分は?
自分はどう見られているのか?
 
私は、普段は他人が私のことをどう思おうがどーでもいいよ、というスタンスでいたいと思っていますが、仕事の中身に関しては別。
正確に言うならば、仕事をちゃんとしていると思われたい、というか、ちゃんとしていると思われるようなクオリティの仕事をしたい、ということ
心の中で偉そうに他人をジャッジしている場合じゃなく、他人から「彼女の仕事はマズいね」と言われないような仕事をしないといけない。もちろん身内からだけじゃなくて、フィーをいただいているクライアントからも納得してもらえる、またはそれ以上の仕事をしたいと思う期末監査でありました。
 
 
まだまだ繁忙期が続きますが、6月まで駆け抜けます!(そしたらまたすぐ7月から第1四半期レビューが始まっちゃうんだけどね!!orz)
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