読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

会計士女子の来し方行く末

東京で働く会計士♀です。野心となげやりのあいだ。

スポンサーリンク

資格を取ると、選択肢が狭まる⁈

いつもそうなのですが…当ブログは超絶私的な思考の下に記述されているものですので、「こいつなんか言ってんなー」くらいに流してお読みいただけますと幸いです(´・ω・)ノ

今日は、会計士受験生でブログを読んで下さっている方がいるということで、タイトルの会計士ネタで書いてみました。

 

会計監査は監査法人及び公認会計士のみが行える独占業務であり、また公認会計士は税理士登録をすれば税務業務も行うことができます。

また、その知識・知見を用いて経理業務やコンサルティングなどの仕事にも向いている、というかそちらに少しシフトする方も多いです(というか監査法人辞めて行く人はほとんどそっちの道ですかね、あとは事業会社の監査役、内部監査室の所属になるとか)。
 
で、「公認会計士という資格は食えるのか」「将来性があるのか」というネタは書籍でもネットでも受験生同士の間でも散々持ち上がります。賛否両論あるだろうし、大体「その人次第」という当たり障りない答えが模範解答でしょう。
 
ただ、資格を取って専門的知識をつけると、その後の人生、道が拓けて選択肢が広がるかというと、必ずしもYESとは言えません。
 
大学生の時に私も一時、会計士の資格を取るか悩んだことがあります。
そこで在学中に会計士の資格を取り、非常勤として学生と監査法人の二足の草鞋をやっていた友人に相談したことがあります。彼が言っていたのはこんなようなこと。
 
「うん、資格とるのはいいと思うよ。
でもさ、この資格取ると色んな可能性があるって普通思うじゃん。でも逆の見方もあって、『せっかくこの資格を取ったんだから』って、この資格が活きない仕事を選択肢から排除することになるんだよね。資格に縛られるっていうか」
 
その時は資格なんて持ってて絶対損にならないんだから、そんな心配必要ある?って当時は思っていたけれど、うーん…今ならちょっと分かる気がする。もっとも、あれから10年近くが経って、今も彼が同じように考えているかは不明です。
 
私は監査法人(ていうかサラリーマンとして働くこと)がちょっと自分に向いてないなーあまり長くはいないだろうなーと思うけど、じゃー次何やるのかって言ったら、やはりゼロベースでは考えられないです。独立して税務やるなりベンチャーの経理やるなり、やっぱり今まで積み上げてきた会計士としてのキャリアが活かせる仕事につくと思う。ここまで色々なものを投資・犠牲にして得た資格を、無かったことにするのは心情的にも無理だし、実際問題得策でもない。現時点で「オレにはもっとビッグな夢があるんスよ、バンドとか‼︎‼︎(`・ω・´)キリッ」ていうほどの別方向の熱意もないし。
 
…まー他の資格の必要ない職業でもそういう「これまでのキャリアムダにしたくない」という傾向はあるかもしれません(ここまで書いといてなんですが)。ただ資格取得の場合は明確な自分の意思で時間とカネその他を投資しているので、それに対するこだわり、もっと言うと執着みたいなものはやはり大きいと思います。過去の自分が未来の自分に見返りを求めちゃうの。
 
いずれにしても、この資格は取るなら一年でも早く取るべきです。もしも会計士になってみて、「やっぱ会計とか興味ないな…」てなった時に、数年の勤務でもある程度のハクがついてリカバリーの効きやすいのは若いうちです。そして、「この資格は取る年齢関係なく活躍できる」とか言いますが、確かに途轍もなくできる人にとっては真実でも、普通にちょいできる位であれば、若さこそが強みです。
前述の大学生の同級生、彼は一浪して大学に入ったものの、監査法人勤務は21だか22歳位から始めていて、今やマネージャーとして日本で知らない人はいないインフラ企業の監査現場を仕切っています。一方、私は前職があるものの20台後半で資格を取得、監査法人勤務を開始したため、いまだ残業をしないと手取りは…てレベル(;´Д`A   本音を言えば、時々、人生もっと上手く早い段階から手を打っておけば良かったかなって思って切なくなる時もあるよ。。
 
(大学生のうちは資格の勉強するより、交友関係を深めたり、遊んだ方がいいという意見、私はあまり賛成派ではないなー。取れるなら学校生活犠牲にしても資格取った方がいいと思う。大学生の勉強は単位取るための勉強で、純粋な学問として勉強している人は極少数。そして人間関係だとか人と遊ぶっていうのは、そのあとの人生でも全然できる。むしろお金もあるし、時間・休みだって取る意思さえあれば取れるよ。社会人のサークル・部活だっていっぱいある。その後の人生のが人と遊ぶ時間増えるんだから、大学生のうちは資格取るのに時間つかえば?というのが持論。大半が実体験に基づく後悔です…)
 
 
あ、何度も書きますが、それでも私はこの資格、とって良かったです。確かに資格に囚われる部分もあるけれど、それは贅沢な悩みなのかもしれません。。
資格を取る前より他のジャンルの仕事・可能性に眼を向けることは少なくなったけど、今の資格をどうやって自分の興味ある分野の方向で活かせるかを考えることは増えたかな。
選択肢が多いか少ないか、というより、取ったあと、その資格を己が才覚でどのように活かしていくかを考えていくのが建設的なのではないかと思ったりします。
スポンサーリンク