会計士女子の来し方行く末

東京で働く会計士♀です。野心となげやりのあいだ。

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「適当」と「テキトー」は違う、そしてほどよく手を抜くこと

突然ですが、私は神経質です。潔癖症なところもあります。電車の手すり・吊り革を掴むのとか苦手だし、回し飲みや個人のお箸で一つの料理を突くのとかもゲゲッていうタイプ。自分が人のものを回し飲みとかお箸をつけたりとかするのも嫌だし、人に自分の食事をそうされるのも嫌…。

矛盾するようだけど、神経質であるがゆえに、大雑把というかザックリなところもあります。

 

(特に人がやることについては自分に影響がなければどうぞお好きなようになんでもやってください個人の勝手なんで、って感じです。他人の仕事にあんまり細かいこと言わない)
 
それは極度の理想主義者が、この世の中が現実には少しも自分の思い通りにはならないことに悲観・絶望して、全く反対方向のリアリストとしての傾向に振り切れるのに似ています。
 
白黒思考が強い人にとって、白でなければあとは全て黒、グレーゾーンという概念自体がそもそも経験知の中に含まれていないわけです。学生の頃、先輩に「あなたはall-or-nothingだよね」と言われましたが、その通りだと思います。
 
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歳を重ねて色々と清濁併せ呑むことを覚えてきたり、完璧主義的な性向は他人からも「重い」「扱いづらい」ものだと理解して普段は軽いノリの人間であるフリをするようになったりして、少しは自分も変わったと思います。でも、根本的な部分はやはり残るのですよね…
 
ただねー、なかなか変わるもんじゃないとは思っているのだけど、神経質な性格はすごく損っていうか、自分自身の心のゆとりを蝕む気がしています。
欠点として、
 
  • 何をやっても時間がかかる(6〜8割の完成度っていうのが苦手。それ完成って言わないやん!てなっちゃう)。→結果、何一つ前に進まない…
  • 身体や手を洗う時、石鹸でゴシゴシ洗って、石鹸分が残らないように熱いお湯で流す。→肌がカサカサになって痛い…涙
  • 一生懸命身体に良いものを食べようとして食材や自炊にこだわる。→なんか疲れるし、精神衛生上よくない笑
  • 石橋を叩き過ぎて壊しちゃう。モノを買うかなどの意思決定をするときに調べる時間やあーだこーだをやり過ぎる。→経験できる事柄の数が減る。なんだかんだ、物事は多く経験した者勝ちだと思っているので。。
などなど。。
 
それで最近は、諸々のことに意識的に手を抜くようにしています。
 
例えばねー、身体を洗うのもあまりゴシゴシし過ぎないように気をつけたり(あまり洗いすぎもダメっていうし)、髪の毛もドライヤーで乾かしすぎないように、とか。しっかり石鹸で洗わないと気持ち悪いし、髪の毛もちゃんと乾かさないとキューティクルが開きっぱなしで良くないんだよ!とか思ってやっていたけど、潤いがどんどんなくなっちゃう。これって、「完璧」とかっていうより、「過度」「やり過ぎ」なんだよね。「過ぎたるは及ばざるが如し」て家康公も言っていたよ‼︎(`・ω・´)
 
メイクもここ最近、結構ザックリになりました。もちろん、細部まで丁寧にやったほうが綺麗になるに決まってます。だけど、今、忙しくって余裕のない自分には、そういった手抜きを許さない厳然とした綺麗さより、心のゆとりが表情にあらわれるくらいのやり方の方が必要な気がしているのです。
 
必要なものを端折る「テキトー」さ、「いいかげん」でなく、必要なものだけを残してあとは気楽にやる「適当」さ、「良い加減」を身につけて自分に優しくなりたいです。
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