会計士女子の来し方行く末

東京で働く会計士♀です。野心となげやりのあいだ。

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自分の「声」を聞きいてみる

皆さんはご自身のトークを聞いてみたことはありますか?「まったく無い!」という方もおられるのではないでしょうか。
先日、一時間ほどの会議の議事録を起こすために自分の携帯に録音をしていたのです。会議の録音を聞くことはたまにあるのですが、今回の会議は自分がメインスピーカー。かなりの長時間、自分の声を聞くことになったのですが、これが本当にひどい!!笑 自分の声や話し方は、「自分が思っている以上に」残念だということが分かりました!(・∀・;)
ではどんな点が「残念」だったのでしょうか。

 

 
■思っている以上に「えーと」「まぁ」が多い
 
「えーと」というのは普段話すときにもあまり好ましくないので気をつけると思うのですが、「まぁ」っていう言葉もかなり使っていました。「『まぁ』ってなんだよ『まぁ』って!!!」と、自らツッコミ入れてしまうほど使っているのですよね…。これ、仮に文字に書き起こすとしたら結構失礼よね?という言葉。
会議の時にさえこういった言葉を多用しているのですから、日常の会話の中ではもっと使用しているのでしょう(私の場合は文章中にも「まぁ」って多いし…)
 
 
■思っている以上に間がある
 
会議の議題となる内容を暗記しないまでも、大方は理解して臨まないといけないわけですが、理解が中途半端だったり、大体のフローが掴めていないと言葉に詰まります。かなり予習・事前準備したつもりでも、録音を聞いてみると自分の話の進め方の「間」がかなり長いことが分かりました。自分の頭の中では「ここまで話したから次はこれを話して、あれを質問して…」と光の速さで組み立てているつもりでも、他の会議の出席者からすれば、大分待たされている感があったことでしょう。
 
 
■思っている以上に声が小さい
 
自信がなくなると声が小さくなります。録音の声が小さいところと、いまいち理解できていないところとはピッタリ一致していて、「あー、これ自信ないのバレバレだわ」と思いました。小さい声は聞き手からしてもストレスです。
 
■思っている以上に結論から話せていない
 
よく「結論から先に話せ、でないと聞き手は何を話されているのか理解できない」と言われますが、知ってはいてもそれを実践することはとても難しい。会話の流れの中でそれが実現できている箇所は少なかったです。
 
■思っている以上にブリッ子声である(恥)
 
最近、歳のせい?か、声が低くなったなぁと思っていたのですが、録音で聞いてみると、「声高い!!」、そして「お前はブリッ子か!!」というのがかなり強い印象で、衝撃でした…orz
普段、こんな声でしゃべってるんだ私。。。と、穴があったら入りたい気持ちでした。そして人の話し方を聞いて、声の抑揚(疑問系の文章のときなどに一部、妙にイントネーションが高くなるような感じの)なんかも「こういう話し方はしたくない」と思っていたのに、まさに自分がやっている!涙 
仕事の場では声は低くて落ち着いた抑揚の方が重みや貫禄があると思うのですが、「これじゃまるでコムスメだよ…」と(´д`;)
 
 
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話し始める前には自分が言いたいこと、聞きたいことがある程度、「自分の中で」分かっているのでさほど悪くなかろうと思っていますが、事後的に録音を聞き直すとこんなにギャップがあるのですね。まずば自分自身の話す内容に中身が伴っていないとだめなんだと痛いほど分かりました。
そして、「話し方」やその声というのは相手の同意を引き出したり自分の意見に説得力を持たせるにはとても重要。英国の首相マーガレット・サッチャーもリーダシップを発揮するにあたってボイストレーニングを受けたと聞いたことがあります。甲高い声より低い声のほうがビジネスや交渉ごとにはベターでしょう。
これを機に、「話し方」を見直してみる必要があるな~と思いました。いつか機会があればプレゼンの仕方のレクチャーを受けたり、ボイストレーニングを受けてみたいところです。
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