会計士女子の来し方行く末

東京で働く会計士♀です。野心となげやりのあいだ。

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公認会計士 論文式試験受験者に告ぐ!諦めたらそこで試合終了だよ!

無駄に大仰なタイトルですが…

今年は8月21〜23日が公認会計士論文式試験の日程のようですね。
暑い日が続きますが、受験生の方々は順調に最後の仕上げをできていますでしょうか。あと2週間弱、悔いのないよう駆け抜けていただきたいです。

 

 
 f:id:kaya_2120313:20150814222628j:image
 
私も、受験生時代は本当にしんどかったです。論文は2回受けていますが、最後の年は、「これで落ちたら(気持ち的に)もうできないよ…」という糸の切れそうな気持ちと、「たとえ落ちてもここまでやったんだから、短答の免除が切れるまできっとやるんだろうな…」というあきらめられない気持ちで、すごく複雑な気分でいました。
租税と監査、経営の3科目は前年に科目免除をとっていたので、ラストは財務(計算・理論)、管理、企業法の3科目。なので3日間の試験のうち、初日は試験がなく2日目からの参戦となったのですが、管理で大コケして絶対足切りだ…と思いながら3日目の企業法そもそも行くかどうか迷った覚えがあります。。その日は朝の5時まで寝られなくて、雨の降る中、フラフラしながら残りの企業法を受けに試験会場に向かいました。なんだかもう、世の中の全てが終わったような気分で…。
 
 
だから合格発表を金融庁に見にいくなんてテンションの高いことなんてするわけもなく、仕事を休んで自宅のネットで結果を見ました。受かっていれば、エントリーシートの登録や面接の予約など、すぐに監査法人への就活を始めないといけないし、落ちたら落ちたで箱根にでも行って傷心を温泉で癒してこようと思っていたのです笑
 
なかなかネットが繋がらなくて、発表を見られたのは発表時間の9時半を少し過ぎたくらい。
 
自分の番号を見つけた時は…
 
もう、ね、、、
 
絶叫でした。
 
あると思ってなかったし、もうただただ、受かった!よかった!としか思えなかったです。
まずは父にメールして、次に母に電話、弟にメール、叔父に電話、それから大学時代のゼミの恩師にメール、と、とりあえず関係各所に報告と、これまでお世話になったお礼をしました。
 
でもね、私がこの合格発表で学んだことっていうのは、努力は裏切らないとか実を結ぶとか、そういうことじゃないんですよ。
受かったのがわかった瞬間から15分位は天にも昇る心地と長期間にわたるプレッシャーから解放された安堵で、とても幸福でした。
でも、監査法人への就活が早速始まり、その日の正午(だったかな?)からネットで面接の予約みたいなのをしなければいけなかったり、書き終わっていなかったエントリーシートの続きを書いたり…
幸せに浸る間もなく次のアクション(しかもまた別のプレッシャーがある)を求めらるわけです。
 
もう、ね、、
 
        めんどくせーーーー!
 
って。ただただ、めんどくさかったです…(本音ですみません…)
 
つまり、受かったら、会計士試験に合格したら、幸せになれるってわけではないんです。いや、受からなければ悲しいけど、受かったとしてもすぐその次の瞬間からまた日常が始まり、喜怒哀楽を生じさせる出来事に遭遇するわけです。
受かったら受かったで面倒くさいなぁ…合格すれば諸々のことは解決されるハズだ!と思ってたのに、なんだろうこの気持ち(´・ω・)…みたいな。
合格すればオールオッケーなんてことはない、そんなの当然のことなのにね。ま、私も若かったってことです笑
 
でも一方で、会計士に受かってようやく次のステージに步を進めることができる、自分の人生に悔いを残さないっていう点で、本当によかった!って今は素直に思います。
 
ですので、とりあえず受験生の皆様は、悔いのないよう、最後までやりきって欲しいと心から思います。
やっぱり、受かると受からないとでは、自分の人生の肯定感が格段に違うと思うよ。勿論、その後も色々自分のキャリアについては盛大に悩みます(実際悩んでます…)が、「試験」を受ける以上は、
 
       絶対受かった方がいいです!!
 
私は直前まで仕事していて、全答とかの成績も良くなかったけど、最後死ぬほど追い込んで受かりました。
 
        諦めたらそこで試合終了
 
て有名でありきたりだけど、大事なセリフを受験生の皆様に送ります。がんばって!!
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